マイケルは、溶解したという感じか。スリラーのPVは、世界とはまさにこれがリアル、と思えて、何度も何度も見た。
スリラーというのは、あれはたぶん、ウエストサイド・ストーリーのカバーだと思う。
ジョージ・チャキリスの歌と踊りは衝撃的で、中学生の僕は新宿の映画館に何度も見に行った。同級生の脇屋くんは、20回も見に行ったと言っていた。そして、ウエストサイド・ストーリーも、シェークスピアのロミオとジュリエットのカバーだったのである。
それは、ドラゴンボールが西遊記のカバーであると同じこと。カバーだけど原作を突き抜けてしまったところが、マイケル・ジャクソンは鳥山明なのである。
原作を超えられないカバーが多すぎる昨今だが、そんなのはカラオケに過ぎんよ。さよならマイケル。君は君の役割を充分、果たし終えた。今度こそ、ゆっくりお休みください。
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